ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展

国立国際美術館(大阪中之島)2023年2月4日~5月21日で開催されている
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展に出かけてきました。
指定された4枚の絵を除いて、写真OK! というのも嬉しい驚きでした。

私はアートには疎いですが、娘も名前を知っている画家の展覧会には「行っとこ!」という気持ちになります。
だって、画家が暮らした遠くの国に見に行くことを思えば、電車で1時間ほどの場所で見られるなんてラッキーです!

娘は工作や絵を描くことなどが大好きですが、まだ美術館でじっくり絵画鑑賞ができる年頃ではありません。
そこで私たちは、「このフロアでいちばん好きな絵はどれ?」というお気に入り探しをしながら観ることにしています
フロアを出る毎に「これ」「あれ」などを言い合って、「どうして~」と理由をお喋りします。
特別な展覧会は、1回出てしまうと戻れない事が多いので、出口を通る前には、
「今日の中での1番は?」と、もう一度、その絵の場所に戻ります
その後、出口すぐのショップで、お気に入りの絵のグッズを探すのも大の楽しみです。

娘の一番のお気に入り。ピカソ「多色の帽子を被った女の頭部」。その理由は「カラフルな絵が好き!」

子どもと一緒に楽しむ場所として、美術館や博物館などのミュージアムもお勧めです。
もちろん科学館も!
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展は、子ども(中学生以下)は無料です。
いつもとは違う子どもの一面を見る事もできて、大人にとっても新鮮な気持ちになれると思います♪

《シンポジウム》かがく遊びにおける子どもの思考と創造ー遊びの中にある「見えない思考」をどう発見するのかー

標題のシンポジウムを、2021年8月9日(月・振休),zoomにて 開催します。
まだ喋らない・上手に喋れない小さな子どもたちの思考を、大人がどう発見して、どう理解するか…
子どもと関わるときに、とっても大切な視点だなと思います。

スイスの児童心理学者ピアジェは、たとえ0才の赤ちゃんであっても”思考”している、と説きました。
もちろん、大人の”思考”と同じものではありませんが、
小さな子どもも「思考する存在」だということは、
それなりの時間、小さな子どもと接した経験のある方なら、思い当たるところがあると思います。
まだ上手に喋れない子どもの考えていること、感じていることを解読するのは、大人の役割です。
私も、子どもたちの思考をもっと発見できるようになりたい、もっと理解できるようになりたい、
と、今回のシンポジウムを楽しみにしています。

子どもに関わるお仕事に携わる方に限らず、子育て中の方、このテーマに関心のある方、
どなたでもご参加いただけます(ご参加にはお申し込みが必要です)

このシンポジウムは、私も参画している関西融合型科学研究組織連合(KSRUG)が、企画・運営の協力をしていますので、詳細・お申し込みについては、
関西融合型科学研究組織連合(KSRUG)ホームページ をご覧ください。
 https://sites.google.com/view/ksrug

ーーーシンポジウム概要ーーー
 乳幼児期から低学年児童期の子どもが「自然と関わる遊び」や「かがく遊び(物や現象と関わる遊び)」において、子どもの「思考」を(1)どの様な視点で、(2)どの様に読み取れるのか、をテーマに議論いたします。
 今回も対面型のシンポジウムは見送ることにしましたが、事前に公立保育所保育士の長崎元気先生、さくらんぼ保育園主幹保育教諭の小井手瑞代先生、大阪総合保育大学教授の瀧川光治先生の3名のご講演を収録した動画をオンデマンド配信し、その講演内容を踏まえ、8月9日(月)にZoomを用いたリアルタイムでの議論を行います。 
 このテーマにご興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
(付記:本シンポジウムは、JSPS科研費 21K02934 (研究代表:小谷卓也)の助成を受けて実施致します)
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木星と土星の大接近

2020年12月21日の夕方、397年振りに大接近しているという木星と土星を、
手作り望遠鏡で観察しました。

西の空に望遠鏡を向けて覗くと、確かに、木星と土星が見えます。
こうして同じ視野にこの2つの星が見えることが、とても珍しいのだとか。
土星の環っかも、なんとなく見えます。かわいい~。
木星の衛星も4つ、見えました!

この感動を残したくて、目の代わりに、スマホのカメラのレンズを当てて…、
息を止めて…(案外、重要でした)、パチリ。
人生の記録なら、この程度でもOK!という写真が、なんとか撮れました。

像は上下左右が反転しています

娘は、日記とえんぴつを持ってきて、スケッチ。


望遠鏡を覗いていると、近所の人たちが集まってきますね。
小学校1年生の子たちは、「木星ってなに?」
「木星って木曜日のやろ」と言いながら、望遠鏡を覗いて「うぉ~」。

大人の人は、かつて、ふたご座流星群で、すごい数の流れ星を見たことを
教えてくれました。

木星と土星のように、近所のみなさんと、ほんのすこし近付き、繋がり、
寒いけれど、ステキな時間でした。

次に木星と土星がこれほど近づくのは、2080年だそうです。
私は見れない…かな。
と思うと、やっぱり人生の記録程度のこの写真も、大切に思えてきます。

虹をつくりました

「虹、つくってみたい!」
…ということで、やってみました。

ホースを持ち、
背中に太陽が当たるように立ち、
シャワーモードで水を出して・・・

どこどこ?どこどこ?
(ちょっとずつ、立つ角度、水を出す高さ、目の高さを変えてみます)

あったー!!

大人がジョウロを持って、高いところから水を落としてもOK!
できるだけ小さい水滴が、できるだけ長い時間、空気中を落ちていくように工夫するのがポイントその1.

ポイントその2は、太陽と自分の位置関係。
晴れた日、太陽を背中に向けて水滴を見ます。

虹づくりは、子どもも大人もワクワク!
水遊びの季節になったら、自分たちだけの虹を作ってみてください♪

カンボジアへ理科実験を

カンボジアの教育問題などに取り組んでおられる、NPO法人HEROの橋本博司さんと澤ルリ子さんにお会いしました。

10年近いお付き合いになる、葛城煙火株式会社の花火師、古賀章広さんからいただいたご縁です。古賀さんも、カンボジアの子ども達に火薬の平和利用である花火の楽しさや美しさを伝える、という社会貢献活動に参加されています。

カンボジアでは、今でも小学校に通えない子どもたちが多いとは聞いていましたが、小学校で勉強するのは国語・算数、そして社会の3科目だけ、と橋本さんと澤さんから教えていただきました。

理科は中学校からなんですって。でも、小学校を卒業できる子どもの割合は半分ほど…。

ということで、授業ではないけれど、理科の楽しさをカンボジアの子どもたちに届ける活動について、お話しさせていただきました。

私にとっては、カンボジアに関わるのも人生初。NPO活動に参画させていただくのも人生初。

ちょっとドキドキ、でもなんだかとってもヤル気が出ます!

水道が無かったり、電気も扇風機を回すのがやっと、という学校も少なくないそうですが、そんな環境でも楽しくて、でもびっくりショーで終わらずに、いろいろ試せて、みんなで考えて・・・、そんな理科実験を立案していきたいです。

理科の楽しさの先に、理科を学ぶ意味に気づいてくれたら…。

カンボジアの子どもたちの成長のお役に立てたら嬉しいなぁ、と思っています。

ピンク色→オレンジ色

今日もお風呂ネタです。お風呂は、水(お湯)がある、塗れてもOK、気が散るものが無い、大人も一緒にいる・・・とってもいい実験室です。

そして、娘の希望によりお風呂には、コップ、PETボトル、ストロー、ザル、石…など、いろいろな遊びアイテムが常備されています…(掃除が大変)。

さて自宅では、固形の発泡入浴剤を使っています。もともとは、お風呂に入りたがらない娘を、お風呂に入れる作戦として入浴剤のお世話になっていました。

近頃は、お湯に色が付いて、少しづつ溶ける、泡も出る、スペシャルな遊び(実験)アイテムです。

入浴剤の色は、日によっていろいろ変えて、色の違いを遊んだり(実験したり)します。

今日はピンク色の入浴剤。

ピンク色になったお湯をPETボトルに集めて・・・

黄色のコップに注ぐと・・・

オレンジ色に変わります!

今日は、手品っぽく、披露してくれた娘でした。

※お風呂で遊ぶ際には、溺れる、滑って転ぶなどの可能性もあるので、保護者の方は充分にご注意ください。また、遊びに没頭しすぎて、のぼせたり、逆に風邪をひいたりすることのないように、お気をつけください。