Amazonで見つけた円周率Tシャツを喜んで着ている娘、小学生です。
小数点以下400桁くらいまで、ただただ数字が並んでいるTシャツです。
学校に着て行くと、どこで買えるのか、何色があるのか、いくらなのか、
と質問攻めにあったとか^^
私は、子どもの頃も今も「3.1415」までで暗記は終了でしたが、
どこまで覚えられるか、に挑戦したくなる人も、結構いるんですよね。
娘が図書館で借りてきた本、
「円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦」
子ども向けの本ですが、子ども向けの本だからこそ、わかりやすく書いてあり、私も気軽に、そして興味深く読みました。
円に魅せられ、その謎を数学(和算)で解明しようとする内容に、かつて読んだ「天地明察」を思い出しました。
計算機やコンピュータは無いし、道具も今ほど精密でない時代に、世界中のたくさんの大先輩たちが数学と向き合っていたんですよね。
娘と調べてみると、
アルキメデスは、今から2000年以上前に円周率を小数点以下2けたまで計算し、
オイラーは、300年ほど前に「π」という記号を世に広め、
関孝和は、同じく300年ほど前に円周率が3.14159265359よりも少し小さいことを筆算で求め、
そして今年2024年2月には、105兆桁の算出に成功したとか…
子どもの興味が、数字だけでない「3.14」の世界に私を導いてくれています。