見た目より素材(水筒)

時には、見た目や第一印象で選ぶことだってありますが、「中身」「素材」が大切!ということには賛成です。

先日、プラスチック・アーティストの当銀美奈子さんとランチをしたとき、「おもしろいものがあるのよ」と、近所の100円ショップに連れていってくださいました。

水筒(クリアボトル)です。

当銀さん…「ユキコさんなら、どれ選びますか?」

う~ん。サイズ、色、デザイン…見くらべますよね。奥に映っているボトルは、キャップがリング状になっていて、なんか便利そうです。

しかし! そこで忘れてはいけないのが「素材」です。

「プラスチック製」と言っても、プラスチックには100以上の種類があって、その種類によって性質が異なります。

どんなプラスチックを使っているか…、それは、ボトルのウラを見れば、わかります。

いくつかのクリアボトルは「Tritan(トライタン)」というプラスチックで作られていました。

トライタンは、2007年にアメリカのEastman Chemical社で誕生した、新しいプラスチックです。

進化したPET(ポリエチレンテレフタレート)という感じで、強さ、耐熱温度、ガラスのような透明感のほか、ビスフェノール類を使用せずに作られる点で安全性の高さをウリにしています。

「パッと見ただけでは、トライタンかどうかわからないけど」「せっかくならトライタン選びたいね」「おなじ100円だし」と、何気なくトライタンが混ざっているクリアボトル売場を発見した当銀さんと、お喋りしていました。

参考:トライタンの日本代理店、長瀬産業株式会社のホームページ