《イベント》花火とココロの関係を紐解く 花火シンポジウム・ワークショップ

この度、大阪樟蔭女子大学より特別研究助成をいただき、
「花火を見たら元気になると言われているけれど、本当?」を検証する研究が、
また一歩、前進できることになりました。

多くの方々にこの研究に関心を寄せていただくために、
花火体験を含むキックオフイベントを開催します
ぜひ、ご参加ください。

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◇日時
2022年6月12日(日)午後2時~5時

◇場所
大阪樟蔭女子大学

◇対象
年齢制限はありません(中学生未満の方は、保護者と一緒にご参加ください)
先着30名

◇内容
part1:「花火」と関わる各領域の専門家からのお話
part2:ワークショップ(花火の化学実験デモンストレーション,「花火」体験など)

◇参加費
無料

◇申し込み(以下のフォームより事前の申し込みが必要です)
https://forms.gle/qfHVZwiC295yGpnQ8

◆詳しくは、下記のリーフレットをご覧ください
 ↓クリックするとリーフレットのpdfファイルがダウンロードできます
 大阪樟蔭女子大学特別研究助成研究 花火キックオフイベント リーフレット.pdf

※このキックオフイベントは、大阪樟蔭女子大学の特別研究助成を受けて実施します。
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◆関連ブログ
2021年4月「花火を見た時の人間の心身の変化」についてのアンケート(アンケートは終了しています)
 http://www.child-science.com/20210419/

◆研究プロジェクトメンバー
辻 弘美(大阪樟蔭女子大学・教授)
鈴木 直人(同志社大学・名誉教授)
古賀 章広(葛城煙火株式会社 代表取締役)
岳川 有紀子(こどもサイエンスプランニング 代表)
岩本 雄二(葛城煙火株式会社 営業部)

母乳信仰

この4月から、日本で2つ目の「母乳バンク」が運用開始になったそうです。
母乳バンクは、超早産・極低出生体重で生まれた赤ちゃんへ「ドナーミルク」を提供する施設です。
1.日本母乳バンク協会
2.日本財団母乳バンク

先日、母乳バンクに関連して宋美玄医師の記事を読みました。
8年前に、この記事に出会っていたかったなと思いました。
「妊娠37週以上の正産期に生まれた赤ちゃんなら、完全ミルクでも問題ない」
 https://times.abema.tv/articles/-/10017702

「母乳信仰」という言葉、聞いたことはありますか?
簡単に言うと「赤ちゃんは母乳で育てなければならない、育てるべきだ」という考え方です。
母乳にしか入っていない成分がある、産後の母体の回復を早める、などのメリットがあります。
清潔な水や粉ミルクが手に入りにくい国などでは、母乳が非常に大切だということも、理解できます。

でも、私は母乳がほとんど出ませんでした。
母乳マッサージも効果なし。
なんででしょう? …わかりません。
産後の肥立ちも悪く、慣れない育児で疲れているのに、時間をかけて搾乳しても、ちょびっと。
でも、子どものため、と思い、1滴1滴の母乳を集めました。
「母乳で育てると、病気になりにくい」と聞いていたからです。
娘も、母乳の出が悪いのが不満なんでしょうね、授乳を始めてもすぐに「ミルクお願いします」というリアクションでした。

妹はもちろん、妹の子ども(当時3才)も活躍してくれました

それでも、3か月、がんばりました。
娘の3か月検診のとき、産院の助産師さんに相談しました。
すると、「出ないものは仕方がないんだから、ミルクで大丈夫よ~」
「母乳で育てても、病気になるわよ~」(助産師さんの子育て経験談として)
と温かく、優しく、私に言ってくれました。
ホッとしました。
搾乳の辛くて、長い時間を、手放すことができました。代わりに、娘と過ごす時間が増えました。
ミルクは腹持ちが良いのか、ぐっすり眠る子になりました。
夫や母、妹のほかにも、父、おば、おじ、甥っ子などなど、娘の顔を見に来た人が喜んでミルクを作り、飲ませてくれました。私はその間、休むことができました。
助産師さんの言葉が、私の体と心を、どれだけ楽にしてくれたことか。
あれ以来、お会いしていませんが、ずっと感謝しています。

母乳で育てられるなら、それで良し。
母乳が出ないなら、ミルクもある。
ケースバイケースだと思いますし、信仰は個人の自由(なので善意であっても他人に押し付けてはいけない)ですが、
もし私のような新米ママさんがいたら、「ミルクだけだったけど、元気に育ってるよ」
という一例として伝えてあげたいです。

※超早産・極低出生体重等で生まれた赤ちゃんについては、必ず専門医の指示に従ってください。

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この記事は、2022年4月3日(日)配信の堀江ジャンクションメールマガジンに書いたものを、許可を得て、一部を編集して掲載しました。「堀江ジャンクションのメールマガジン」にご興味のある方は、こちらから配信方法をご確認ください。私もときどき、記事を書かせていただいています。

カイロに鉄が入っているなら磁石にくっつくか?実験

今年の2月は寒かったですね。
手が冷たい冷たいと娘が言うので、天気予報で最高気温が5℃くらいの日は、カイロを持って学校へ行っていました。

私が、貼るカイロを使うのを見たことがあっても、
自分でカイロを使うのは初めてで、なんだかとても嬉しそうです。

「振ると、あったかくなるねんでー」
「あったかくなってきた~!」
「中に、鉄の粉が入ってるねんでー。あと、塩とかも入ってるねんで。」
と、「本に書いてあった」という事を、あれこれ教えてくれます。
「カイロを発明した人、すごいよね~」と私もしみじみ。

そして、なんか静かだなあ~と思ったら、実験をしていました。
「カイロに鉄が入っているなら、磁石にくっつくか?」実験です。
実験道具は、磁石が使われているおもちゃです。

そして、以下が、娘の実験結果です↓

1.袋から出したばかりのカイロ(朝、カイロを袋から出したとき)

「くっつく!」
「ほんまに鉄が入ってるんや!」

2.学校から帰ってきたときのカイロ(まだ温かい)

「まだ、くっつく!くっつく!」

2.きのう使って、つめたーくなったカイロ(捨てないで置いてある)

「くっつく!」
「終わっても、くっつくんや!」

本を読んで知っていたことが、自分で実験して確かめて「知っていること」になった瞬間だなぁと思いました。
自分でやってみる、って大切ですよね。
ちなみに娘の感覚では、朝、袋から出したてのカイロが「いちばんくっついた」だそうです。

おまけ:化学の話題
「ママもやらせて~」と実験させてもらったのですが、
1,2,3のくっつき加減の違いは、あるような無いような…でした。
カイロと言えば、鉄の酸化反応で熱が発生する、というのはよく知られていますが、改めて調べてみました。

◇桐灰カイロのホームページ
https://www.kobayashi.co.jp/brand/all-about-hand-warmer/ では、
Fe + 3/4O2 + 3/2H2O → Fe(OH)3 + 96kcal/mol
という化学反応式が紹介されています。
鉄が錆びるときに熱が発生する、という反応式です。
 Fe;鉄
 Fe(OH)3;水酸化鉄(III);水酸化第二鉄 とも言う

さらに、いろいろ見ていると、
◇株式会社オオスミのブログで、分析技術グループの宮崎さんの
「発明品とちょっとした検証」というレポートが紹介されていました。
https://www.o-smi.co.jp/blog/gijyutsu/210224.html
水酸化第二鉄は、実際に存在する化学式を表している訳ではないため、
使用済みの”使い捨てカイロ”の中身を、XRD(粉末X線回折装置)で調べてると、
・ゲーサイト[FeO(OH):αオキシ水酸化鉄]
・マグネタイト[Fe3O4:四酸化三鉄(砂鉄)]
という化合物を含むことわかりました」
だそうです。XRDって、すごい装置ですね。

Wikipedia情報ですが、
ゲーサイトは針鉄鉱(しんてっこう)とも呼ばれ、強磁性体=磁石にくっつく
マグネタイトは磁鉄鉱とも呼ばれ、強い磁性を持っている=磁石にくっつく

ということで、カイロの中の「鉄」は、使う前も、温かいときも、使った後も、
磁石にくっつく鉄、鉄の化合物、なんですね。

12時間とか24時間とか、ほぼ一定の温度で発熱させる化学反応を制御してるって、
カイロ、本当にすごいなと思います。
その中で、こんなに複雑な化学反応が起こってるなんて…深いですね。

《イベント》幼児のための実験あそび広場「虹であそぼう」

企画・監修させていただいたワークショップを、キッズプラザ大阪にて開催します。
初日3/11(金)のワークショップは、私が進行を担当させていただきます♪
ぜひ、ご参加ください。一緒に光と虹で遊びましょう!
 ★キッズプラザ大阪のイベントページはこちら

◇概要
光であそぼう!虹であそぼう!
お子さんの「小さなかがくの芽」をひらくプログラムです。
特別なシートを使って、いろいろな光の見え方・感じ方を楽しみましょう♪

◇岳川有紀子(企画者)より
児童心理学者のピアジェは、0歳でも思考(考える)という行為をしていると説いています。これまで私も、かがく遊びを通して、小さな子どもたちがその子なりに考え、選び、発見し、感動を伝えようとしている姿をたくさん見てきました。
小さな子どもにとっても身近なモノやコトで遊びながら、親子で楽しい時間を過ごしていただければ嬉しいです。保護者の方は、小さな小さな「かがくの芽」に優しく水を注ぐように温かく見守りながら、お子様の小さな大発見を一緒に楽しんでください。
なお、このプログラムは、早期英才教育を目指すものではありません。もちろん、小さな子どもたちに、科学のしくみや原理を教えることもありませんので、ご承知おきください。

◇日時
2022年3月11日(金),3月15日(火),3月16日(水)
各日13:00〜13:30,15:00〜15:30

◇対象・定員
3歳から就学前の6歳までのお子様と保護者(保護者は必ず同伴)
各回先着10組(1組は大人1名、子ども2名まで)

◇申し込み
当日、会場にて受け付け
(各回の開始30分前から参加券を配付します)

◇参加費
無料(別途入館料が必要です)

《掲載》月刊クーヨン『考える力を育む「かがくの種」を贈る』

クレヨンハウスが発行する育児雑誌「クーヨン」2021年12月号に、
『考える力を育む「かがくの種」を贈る』と題して、掲載していただきました。

はじめの2ページ(全6ページ) ※月刊クーヨンより許可を得て掲載

たくさんの子どもたちに楽しんでもらいたいと思っている「乳幼児のかがく遊び」について、
具体的な遊び方や声かけのヒント、私の思いなどを紹介していただきました。

クーヨン公式ホームページでは、3冊まで送料無料(ポスト投函の場合)だそうです。
お読みいただけると嬉しいです。

クーヨン2021年12月号表紙 ※月刊クーヨンより許可を得て掲載

「誕生日月は自分を大切にしよう」月間

11月は、私の誕生日がある月です。
ここ数年は「誕生日月は自分を大切にしよう」月間と命名して、
(私が勝手に命名しました)
がん検診を中心に、いろいろな体のチェックをすることにしています。

誕生日月に検診を受ける(か、検診の予約をする)ことにしておけば、
私だって、うっかり忘れることは無いだろう、と思った(信じている)からです。

できれば私も、控えめに言っても、あと50回くらいは自分のお誕生日ケーキが食べたいです。

仕事をして、家の事をして、子どもの事をして、と何かと忙しい毎日。
ついつい、自分のことは、後回しになりがち…。
検診なんて、もっと後回しになりがちです。
そんな方、少なくないのではないでしょうか。

でも、それではいけません!
いま私たちが病気になったら、家族や仕事はどうなるの?!
そもそも、自分はどうなるの?!

…ということを、早めに天国へ行ってしまった友達や知り合いの方が、気付かせてくれました。

毎日のハミガキだって、磨いてる最中に子どもに話しかけられ、
コポコポしながら返事をしたら「なに言ってるかわからない」と言われ、ハミガキ中断。
殺菌力が高いというマウスウォッシュを歯医者さんで買っても、それさえ忘れる始末…。
そんな状態、私だけですか??

「誕生日月は自分を大切にしよう」月間では、歯科健診も、ぜひ。

子どもも歯科健診ができます。娘は3才から通っていますが、もっと早くてもよかったかも。

好きな事・やらなければならない事

ヨガを始めて3年になりました。
出産で骨盤底筋が損傷し、重力がかかる運動ができなくなったうえに、
光線過敏症になり、日光に当たる事も難しくなりました。
そんな私でもできる運動って…「ヨガいいんじゃない」と母が言ったのでした。
ヨガは楽しくて、体も心も元気になれるような気がします。
ヨガの先生は、体の動きだけでなく、
自分と向き合って、今に集中して、無になって、と言うことがあります。
これが、難しくて難しくて。
ついつい、仕事の事やら夜ごはんのレシピやら、あれこれ考えてしまうのです。
今やっと「好きな事」をしているのに、
どうして「やらなければならない事」を考えてしまうのか、私。

娘を見ていると、小学生になって「やらなければならない事」が急激に増えたと感じます。
代表的なものは、宿題。
そして、「好きな事」「やらなければならない事」どちらを先にやるか、という悩み。
大人だって、この選択によくぶつかりますよね。
いろいろな経験を経て「やらなければならない事」を先に終わらせる方が後がラク、と
理性では(理性では!)理解できるようになるのだろうと思います。

ただただ石を拾うことに時間を使っていた頃(2才)

もしかしたら「好きな事」が優先できるのは、産まれてからたった6年だけかも?!
いま小さなお子さんを育てている皆さんは、ぜひ「好きな事」をする時間を大切にしてくださいね。

いやいや小学生だって、時には「好きな事」を優先してもいいのかもしれません。
「やらなければならない事」をやるかやらないか、いつやるのか、を自分で考えること、
何なら親を論破しようとする経験も、大人になるために必要なスキルなのかもしれません。

「好きな事」を仕事にしたはずなのに、「やらなければならない事」になっていく…
これも、よくあることですよね。
「好きな事」・「やらなければならない事」、なかなか奥が深いテーマです。

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この記事は、2021年10月17日(日)配信の堀江ジャンクションメールマガジンに書いたものを、許可を得て、一部を編集して掲載しました。「堀江ジャンクションのメールマガジン」にご興味のある方は、こちらから配信方法をご確認ください。私もときどき、記事を書かせていただいています。

ひよこ豆の汁でメレンゲ

今週、娘が学校で借りてきた本、3冊。

このうち2冊が、レシピ本でした。
左の「ルルとララ」は大好きなシリーズで、カップケーキといちごソースは何度も作るお気に入りです。
今回は「マカロン」。
私は数えるほどしか食べたことがありませんが、
卵白を泡立ててメレンゲにして焼くと、フワフワサクサクの生地になるんですよね。

ところが、娘は卵アレルギー
「でも、マカロン作ってみたい!」
と言うので、調べました、卵不使用のマカロンのレシピ

すると!ありました!!
卵白の代わりに、ひよこ豆の缶詰の汁が使える?!
知りませんでした~。
解決策が見つかって、娘もルンルンです。

さて、ひよこ豆の缶詰は、私の人生初の買い物です。
行きつけのスーパーには小さなドライ缶詰(汁なし)しかなく、カルディで発見しました。

レシピによると、汁は100g必要。
どのくらい汁が入っているか、缶を軽~く振ってみたりしましたが、
「あ、裏に書いてあった」、ということで、
ついでに引き算の暗算もしてもらって、暗算ができると便利だね~と言いながら、
無事に100g以上の汁をゲット。

ひよこ豆は、夜ごはんの素材にするということにして、今は汁が主役です。
では、電動泡立て器で15分間、泡立てた変化をご覧ください↓

途中で砂糖を加えながら15分後、ちゃんとメレンゲになりました!
ひよこ豆の汁、すごーい!!

さて、その後のマカロンですが、実は今回はあまり上手に焼けませんでした。
膨らまず、やわらかくて、ねっちょりした感じの焼き菓子になりました。
どうしてかな~?
まぁ、実験のようにいろいろ条件を変えて、また作ってみる、ですね。
(でも、使う砂糖の量が多すぎて、その点に躊躇してしまいます)

なぜ、ひよこ豆の汁?
ですが、キーワードは「タンパク質」。
卵白にもタンパク質がたくさん含まれていますが、豆もタンパク質が豊富。
だから、その汁にも、タンパク質が比較的多く含まれていそうですよね。

タンパク質は、水の表面張力を弱める働きがあります
シャボン玉の液を作るときに、水に少し洗剤を入れますよね。
これは、洗剤が水の表面張力を弱めてくれるからです。
それで、水だけでは不可能だった「泡」が作れるようになる…
これと、同じような事が起こっているんですね。

なぜ小豆ではなく、ひよこ豆?
これは、まだ私の予想なのですが、
ひよこ豆の汁は、薄い黄色でした。卵白の色にそっくり。
だから、卵白のメレンゲのような白いメレンゲになったんだと思います。
もし小豆の汁でメレンゲを作ったら、うすいピンク色になる?
それはそれで、あり、かもしれませんね。

夏の暑さと思い出

今年は暑い夏だなと思ったら、お盆前後から大雨の涼しい日が続き、8月終盤で夏が戻って来ました。
こんな変な夏も、天気予報によると、そろそろ終わりが近づいてきているそうです。

夏が暑くなったと言われますが、
実際どのくらい暑くなったのか(本当に暑くなっているのか)、
気象庁のデータで、大阪の8月の最高気温の平均値を見てみました。

 去年(2020年) 35.7℃
 25年前(1994年) 35.0℃
 50年前(1969年) 32.5℃
 75年前(1944年) 33.1℃
 138年前(1883年) 32.6℃ …観測開始年

私が子どもの頃と比べて、2,3℃上昇。
この場合、2,3℃を「若干」…と言ってはいけないんでしょうね。

昔の夏の暑さ、と言えば、映画「トトロ」を思い出します。
おばあちゃんの畑でサツキとメイがトウモロコシを収穫して、
キュウリにかぶり付いていた、あの日、
サツキが描いた、どんぐりの芽のスケッチが映るシーンがあります。
そこに日付と天気、気温が書かれていること、ご存じですか?
 8月21日 はれ 29℃
トトロは、昭和30年(1955年)頃の設定のようですが、
もちろん場所と時間で気温は変わりますが、
天気の良い日、セミがミンミン鳴くような時間帯に、
29℃かあ、今より涼しいなあ、と画面を見ながら思ったものです。

もうひとつ。
私が小学4年生くらいの頃、エアコンが家にやってきました。
夏休み、お昼頃になって、母が「つけちゃおっか」と
ご褒美のようにエアコンをつけていたことを思い出します。
お昼頃までは暑さもがまんできていたこと、
エアコンが当然ではなくて、ちょっと特別なものだったこと、
いろんな意味を持つ思い出だなぁと思います。

みなさんの子どもの頃の暑い夏の思い出、今とくらべると、どうですか?

娘のこの夏イチバンの思い出は魚釣りだそうです。

さて、この夏も「夏はおふろプール!」の記事をたくさんの方に見ていただきました。
 http://www.child-science.com/20190726/
ありがとうございます!

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この記事は、2021年8月22日(日)配信の堀江ジャンクションメールマガジンに書いたものを、許可を得て、一部を編集して掲載しました。「堀江ジャンクションのメールマガジン」にご興味のある方は、こちらから配信方法をご確認ください。私もときどき、記事を書かせていただいています。

《シンポジウム》かがく遊びにおける子どもの思考と創造ー遊びの中にある「見えない思考」をどう発見するのかー

標題のシンポジウムを、2021年8月9日(月・振休),zoomにて 開催します。
まだ喋らない・上手に喋れない小さな子どもたちの思考を、大人がどう発見して、どう理解するか…
子どもと関わるときに、とっても大切な視点だなと思います。

スイスの児童心理学者ピアジェは、たとえ0才の赤ちゃんであっても”思考”している、と説きました。
もちろん、大人の”思考”と同じものではありませんが、
小さな子どもも「思考する存在」だということは、
それなりの時間、小さな子どもと接した経験のある方なら、思い当たるところがあると思います。
まだ上手に喋れない子どもの考えていること、感じていることを解読するのは、大人の役割です。
私も、子どもたちの思考をもっと発見できるようになりたい、もっと理解できるようになりたい、
と、今回のシンポジウムを楽しみにしています。

子どもに関わるお仕事に携わる方に限らず、子育て中の方、このテーマに関心のある方、
どなたでもご参加いただけます(ご参加にはお申し込みが必要です)

このシンポジウムは、私も参画している関西融合型科学研究組織連合(KSRUG)が、企画・運営の協力をしていますので、詳細・お申し込みについては、
関西融合型科学研究組織連合(KSRUG)ホームページ をご覧ください。
 https://sites.google.com/view/ksrug

ーーーシンポジウム概要ーーー
 乳幼児期から低学年児童期の子どもが「自然と関わる遊び」や「かがく遊び(物や現象と関わる遊び)」において、子どもの「思考」を(1)どの様な視点で、(2)どの様に読み取れるのか、をテーマに議論いたします。
 今回も対面型のシンポジウムは見送ることにしましたが、事前に公立保育所保育士の長崎元気先生、さくらんぼ保育園主幹保育教諭の小井手瑞代先生、大阪総合保育大学教授の瀧川光治先生の3名のご講演を収録した動画をオンデマンド配信し、その講演内容を踏まえ、8月9日(月)にZoomを用いたリアルタイムでの議論を行います。 
 このテーマにご興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
(付記:本シンポジウムは、JSPS科研費 21K02934 (研究代表:小谷卓也)の助成を受けて実施致します)
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