ダンゴムシ、出産!

お友達が学生時代に関わってたという「プロジェクト・ワイルド」。

私は知らなかったので、どんなものかな?と思って調べて、見つけた、「ころころダンゴムシ」というワークショップに娘と参加してきました。

ダンゴムシは、子どもに人気みたいですね。娘も去年、牛乳パックでダンゴムシの家を作って育てていましたし、今も保育園では友達と見つけては捕まえているそうです(ちゃんと放しているそうです…よかった)。

ワークショップにも、ダンゴムシ好きの子どもと大人が集合!

「まるまるところ」「人畜無害なところ」が人気の理由のようです。人畜無害は重要です。

ワークショップでは、ダンゴムシの体について絵本や工作を通して知り、ダンゴムシ体操を楽しみ、実際にダンゴムシを拾いに行って、観察。

そこで遭遇したのが、ダンゴムシの出産

参加者のひとりのお姉さんが捕まえたダンゴムシが、偶然、出産を始めたのでした。

ついさっき、絵本で見たシーン! 本物、初めて見た!! 

黄色いつぶつぶが、赤ちゃんです。

お母さんは、左の真ん中でひっくり返っています(出産のためにひっくり返っているのではなくて、偶然ひっくり返っています)。お腹が黄色いのが、わかりますか? これから産まれる赤ちゃんが待機中です。

その後も、迷路にダンゴムシを入れて動きを観察。さらに自分のダンゴムシ迷路を作り、最後はダンゴムシになりきる!という盛りだくさんの2時間でした。

帰宅後ダンゴムシを拾いに行き、そして、家(落ち葉などを入れた箱)で育てながら、自作の迷路で遊ばせてあげる毎日です。

ダンゴムシは、人間にとって直接的には害も益も無く、ゆえに研究者の研究対象になりにくいそうです。昆虫分野が門外漢の私にとっては、ここが「へぇ~」ポイントでした。だから、新種が発見できる可能性もあれば、新しい発見ができるかもしれないそうです。なんだかワクワクしますね。

クワガタとツバメの赤ちゃん

クワガタを拾いました。

家の近所では、毎年、数匹のクワガタやらカブトムシを見かけます。そんな生駒が好きです。

でもこのクワガタは、息絶えていました。

クワガタを拾ったあと、「〇〇くん(保育園のお友達)のパン屋さん、ツバメの赤ちゃん産まれてんて、見に行きたい」ということで、ツバメの赤ちゃんを見に行きました。

私がパンを選んでいる間、軒先でツバメを見ていた娘は、口が中まで黄色であることと、お母さんツバメが何度もエサを運んできていたことを発見して、教えてくれました。

家に帰ってきたあと、クワガタは、こんな様子です。

う~ん、息絶えてるのにどうしたものかなあと思いますが、しばらくは娘の趣味に付き合うことにしました。

見た目より素材(水筒)

時には、見た目や第一印象で選ぶことだってありますが、「中身」「素材」が大切!ということには賛成です。

先日、プラスチック・アーティストの当銀美奈子さんとランチをしたとき、「おもしろいものがあるのよ」と、近所の100円ショップに連れていってくださいました。

水筒(クリアボトル)です。

当銀さん…「ユキコさんなら、どれ選びますか?」

う~ん。サイズ、色、デザイン…見くらべますよね。奥に映っているボトルは、キャップがリング状になっていて、なんか便利そうです。

しかし! そこで忘れてはいけないのが「素材」です。

「プラスチック製」と言っても、プラスチックには100以上の種類があって、その種類によって性質が異なります。

どんなプラスチックを使っているか…、それは、ボトルのウラを見れば、わかります。

いくつかのクリアボトルは「Tritan(トライタン)」というプラスチックで作られていました。

トライタンは、2007年にアメリカのEastman Chemical社で誕生した、新しいプラスチックです。

進化したPET(ポリエチレンテレフタレート)という感じで、強さ、耐熱温度、ガラスのような透明感のほか、ビスフェノール類を使用せずに作られる点で安全性の高さをウリにしています。

「パッと見ただけでは、トライタンかどうかわからないけど」「せっかくならトライタン選びたいね」「おなじ100円だし」と、何気なくトライタンが混ざっているクリアボトル売場を発見した当銀さんと、お喋りしていました。

参考:トライタンの日本代理店、長瀬産業株式会社のホームページ

当銀美奈子さんの蝶

かれこれ、もう20年くらい前に初めてお会いした当銀美奈子さん。

プラスチック・アーティストとしてご活躍です。例えばEテレの「プチプチ・アニメ」。

「化学と芸術の融合」に関心のある私も、当銀さんと何度もご一緒にお仕事させていただきました。

芸術の中に科学という稀な視点を持って活動されていること、いつも新しく前向きな活動をされていること、尊敬しています。そして、当銀さんの才能に憧れ(私は手先がとっても不器用)、作品を見せてもらうことやお姉さんとしていろいろ教えていただく時間がとても好きです。

先日、当銀さんのお住まいの近くで打合せがあったので、その前にランチをご一緒に♪

食べながら、お喋りしながら、さらさら~っと目の前でこんな作品を作ってくださいました(いつもいろいろな工作道具がカバンから出てくるところも、すごい!)。

チョウチョは付箋紙を一筆書きのように切って、胴体・触覚は1本のストローです。そのストローが、これまた上手いことコップに挟まります。

「すてき~」「作ってみたい~」と思われた方は、当銀さんが作り方をブログで公開されていますので、こちらをご覧ください。私には説明できません…笑

ストロー蝶の作り方 https://kitchenplasticarts.blogspot.com/2019/03/how-to-make-butterfly-from-1-plastic.html

草花を飾る

「きれいな花があったから、プレゼント~」と、ときどきお土産をくれる娘。

「誰かが育てた花は、とったらダメよ」と言っているので、摘んでくるのは小さな草花です。

娘の気持ちを考えて、「枯れるまで数日間は飾ろう」、と思っています。

ちょっぴり面倒でもあるのですが、入れ物と置き場所を決めてしまってからは、そんなに負担を感じることはなくなりました。

この中で、私が名前を知っているのは、シロツメクサ、だけ…。

摘んだら花が閉じてしまうもの、夜になったら花が閉じるもの、つぼみが細長い、つぼみが丸い、…いろいろな発見があります。名前も今度、調べてみよう。

先日は、ムラサキツメクサとヒメコバンソウ。

ムラサキツメクサにテントウムシがとまっているのですが、わかりますか?

実は、この前の日にテントウムシを捕まえてきた娘。なんということでしょう、家の中でテントウムシを見失ってしまいました。

ところが翌日、草花の水を交換しようとすると…こんなところにいたのでした。

それを見て娘は、外のシロツメクサの上に、テントウムシを放しました。

手作りバナナミルクアイス

ここで告白するのもなんですが、料理は、あんまり得意ではありません。

「料理は化学」とも言われますが、毎日の食事づくりは、別…。

いかに時間をかけずに、合理的に、しかし、たくさんの食材を使い、栄養があって、美味しくないと言われないメニューにするか、が普段のテーマです。

そんな私が、偶然、完成に至った「手作りバナナミルクアイス」。

食事ではないですが、お料理ブログでもありませんが、超かんたんで、超おいしくて(何度作っても好評)、私的には感動でした。

子どもと一緒に作れて、シャビシャビの牛乳がフローズンになっていく過程を見るのも、おもしろいです。

■作り方■

1.食べるのを忘れてて、そろそろ限界になってきた(黒くなり始めた)バナナを、1cmほどの輪切りにする。1本分ごとにポリ袋に入れて、冷凍庫で冷凍保存(これ以上は黒くならない)ということにしておく。

2.「アイス食べたい」…と言われたときに、1のバナナを思い出す。

3.フードプロセッサー(的なもの)に、1(1本分)と、牛乳100mlほど(適当でよいです)を入れて、スイッチON。

 *バナナは適当な大きさで残っています(残しているというよりも、残っている)。

 *スプーンですくって積んでいくだけで、私でも美味しそうに盛れます。

以上です。

この夏、親子で実験ぽく、バナナミルクアイスを作ってみてはいかがですか

タマネギ収穫(&新タマネギクッキング)

奈良県生駒市は、今では家がたくさん建っているエリアもありますが、自然がたくさんあります。

数年前、会社員を定年卒業した父は、念願の畑を始めました。

今日は玉ねぎの収穫と、ジャガイモの試し掘り。

ありがたいことに、玉ねぎがどんな風にできるのか、実地で知ることができます。

ジャガイモについては、2株での収量を数えて記録。畑にえんぴつも持参。

そこが、娘のツボのようです。…私も父も、温かく見守ります。

 

ではここで、私の新タマネギクッキングをご紹介します。

すぐできる・かんたん・超おいしい、の3点セットです。

紹介するほどのものではないかもしれませんが、新タマネギと言えば、ほぼ、この食べ方しかしません(笑)。毎回、娘と取り合いになります。

■作り方■

1.新タマネギの皮をむいて、洗って、芯を包丁でくり抜いて、ラップで包む。

2.電子レンジで4分チンする(大きなタマネギなら5分くらい)。

以上です。

タマネギの内部がめっちゃ熱くなるので、冷める時間を考えて食事の30分くらい前に、チンするようにしています。気を付けていることは、そのくらいです。

食べる直前にラップをめくり、半分か1/4に切って、食べます。

去年、妹に教えてもらった食べ方なのですが、妹はドレッシングとかを工夫して食卓に乗せているそうですが、素材の味が抜群なのでドレッシング無しがおススメです。簡単だし。

福井県立恐竜博物館とハンズ・オン

父の転勤で、子どもの頃は福井県に暮らしていました。その後、父の転勤に合わせて関西に住むようになりましたが、私たち家族は福井の雰囲気が無性に好きで、年に1,2回、遊びに行きます。

いつも宿泊するところの近くにあるのが、福井県立恐竜博物館今回も行ってきました。

こちら、1/10に縮尺され、触ることができる恐竜の金属模型。

さわることのできない実物大の骨格標本前に、さわれるように置かれています。

口に手を突っ込んだ娘…「肉食のティラノサウルスの歯は、やっぱり痛い」。

私…「どれどれ・・・、ほんまや!奥歯もちくちくする!」

 

博物館・ミュージアムでは、「ハンズ・オン」または「体験型展示」という言葉をよく使います。私も前職で使っていた単語です。

“hands on!” 「さわってごらん!」という意味です。

博物館は、歴史的経緯から、どの国でも、「ガラスケースに入れられた貴重な遺品や美術品を、大人が見る」という場所でした。今もそのような役割もありますし、そのことを否定する必要はありません。

ただ、小さな子どもたちは「見る」だけでなく「さわる」ことによって、楽しさが、発見が、何倍にも膨らみます。それは「さわる」という行為が、子どもの自発的なもので、その結果として遊びの一種となり得るからです。子どもは遊びの中で、触りながら、あれこれやってみて、何かを感じ、発見し、探索する、という連続した体験を通して学ぶことが少なくないからです。

そして実は、ハンズ・オンは、大人にとっても楽しいものです。

大人も子どもも、心行くまで触って、発見したことを語り合ったら、博物館がもっと楽しくなりそうです。

私自身は経験を通して「体験型」展示から「体感型」展示を目指すようになりましたが、ハンズ・オンはやっぱり魅力的です。国内外の博物館・ミュージアムでは、今日もスタッフのみなさんが、あれこれ考えて、苦労して、ハンズ・オンの展示を開発しているはずです。

堀江ジャンクション メルマガ掲載

「堀江ジャンクション」というグループのメールマガジンに、ときどき記事を書かせていただくことになりました。

今日、私の最初の記事が掲載されました。

堀江ジャンクションは、発起人の方が私のお友達なのですが、インターネットが普及し始めたころ、今おしゃれな街になっている大阪・堀江で活動しようとする人たちと、ずっと堀江に住んでいる人たちが、良い形で共存できる環境を作りたいと思って立ち上げられたのだそうです。

Webデザイナー、アートディレクター、木工会社の設計士、などなどアーティストを中心に、さまざまな方が集まっておられる堀江ジャンクション。

異文化・異分野コミュニケーションが好きな私、とてもわくわくします。

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https://www.mag2.com/m/0000090013.html

4才児・ものの浮き沈み遊び

大阪市内の幼稚園で、「ものの浮き沈み遊び」の実践を見学させていただきました。

私も所属させていただいている「関西融合型研究組織連合」の活動の一環で、実践は大阪大谷大学の小谷卓也先生の主導、私は子どもたちの行動を分析するための定点ビデオ撮りをお手伝いしました。

年中(4才児クラス)が、小谷先生が用意したさまざまなアイテム(野菜やボール、スプーンなどなど)を、水が入った水槽に入れて、浮いたり沈んだりすることを遊びます。

大人にとっては取るに足りない遊びのように思えるかもしれませんが、4才児は違います!

10点ほどのアイテムをとっかえひっかえ、15分でも足りない時間、浮き沈み遊びを楽しんでいました。

子どもたちを見ていて、気づいたこと……子どもたちは「浮く」と喜ぶ!

そして、ビデオを撮っている(だけの)私の方を見て、結果を教えてくれたり、びっくりした目を向けたりしてくれます。その顔や目のキラキラしていることといったら!

子どもが遊んでいる間、基本的に大人は、指示はもちろんのこと、子どもたちに声をかけません。子どもたちが自由に遊び、次のチャレンジができるように、温かい目で見守ります。

子どもたちは、自分で発見したことを、ちゃんと大人に(見ず知らずの私にだって)伝えようとしてくれます。だから、見守っていれば、いつだってその大発見に頷いてあげることができます。

ステキな瞬間だなあと思います。

 

でも実は、子どもたちとお喋りしたいことがありました。「どうしてコレは浮いたのかなあ?」「どうしてコレは沈んだのかなあ?」

子どもたちは、どうやって答えてくれるのでしょうか? がんばって自分なりの説を唱えてくれるのでしょうか?

もちろん、正解を求めているわけではありません。「遊び」というプロセスの中に、考えたり、伝えたり、という流れを加えることで、子ども自身も「考え」「伝える」楽しさを知り、「考え」「伝える」習慣を持つことができます。私たち大人にとっては、その子の感じたこと・考えたことをより深く知ることができ、ますます子どもを愛おしく思えることでしょう。

そんなとき、娘が3歳になった頃「石が沈む」ことについて、このように答えていたことを思い出しました。前職でのブログですが、よかったらご覧ください。